宇都宮 グランデ公演 牛歩な後記。
- musicaayu1129
- 2018年7月23日
- 読了時間: 2分

終わりました。
おかげさまで、大盛況の中終えることができました。
2011年に結成したKatoShoji。
色々な作品や人と出会い、ご縁がつながり、
ようやっと、"カトショスタイル"が形になった。そんな公演でした。
昔から、授業とかで教科書を音読するのがすごく好きでした。
声に出してみると、文字で読んでいた時よりはっきりと、その世界が広がっていくような感覚がしていました。
みんなが読むと、同じ文章の同じ登場人物なのに、なんだか違う性格の人に聞こえたりする。
そんなのを聴きながら、ワクワクしていたのを覚えています。
そんなところからなのか、朗読っていうスタイルが、私にはカッコよくて。
お芝居するのでもない、歌を歌うのでもない。
お芝居も歌も大好きです。
生き生きと、エネルギーが溢れていて、
その場所が満ちている。
舞台が好きなのは、きっとそんなところです。
対して朗読は、座って(もしくは立って)読みます。
動きもほとんどありません。
だけど耳を澄ましていると、
鳥はちゃんと飛ぶし、電車は走っていくし、太陽はちゃんとあったかかったり、
人はしっかりそこに生きています。
私にとっては、そんな音の世界に音楽をつけていくことが、何にも代え難く楽しいことでした。
テレビとか、映画とか、映像の力はすごいです。
だけれど、
そういった情報量とは圧倒的に違う、
制約のある不自由さが、創作していく上でとても魅力です。
まだまだ、まだまだまだまだ、
考えるべきこと、やるべきことは山積みです。
でも一つ。
こんな温度が、カトショではお届けできるんだよ。と、お客様にお伝えし感じて頂けたのではないかと。
それは、続けてきた中できちんと生まれてきたことだったし、
きっと、これからの私たちにとって非常に大きな糧となると思うので…
本当に今回は、苦しい中で、
でもやれて良かったねと、ホッと一息笑顔になれるような回でした。
出演してくださった、
和田さん、志賀ちゃん。
演出の八木さん。
いつも素敵な照明と音響で、小屋入りしてすぐ泣かせてくれる、東芸の皆様。
ホテルグランデの皆様。
支えてくれたあきちゃん。
サポートしてくれた、全ての方に。
そしてお越し下さったお客様。
最後に、KatoShojiの相方、みおぺに。
超絶なありがとうをお届けして。
加藤の牛歩な後記は、おしまいにします。
また近々!(多分近々)
お会いしましょう!
ありがとうございました!!
KatoShoji
加藤 亜祐美
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